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カラコンの洗浄液は水道水でも大丈夫?

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カラコンの向きについて

目が悪くなった時にメガネをかけたら見えにくい物もしっかりと見えてなんて便利なものなんだと思った人も多いでしょうね。
老眼と近眼が同時に起こっても遠近両用めがねを使えば両方ともに解消できますし目が悪い人には欠かせないものです。

ですがメガネは長く使用しているとレンズが劣化して見にくくなりますし、装着部分が広がってメガネがずれたり、装着部分に必要以上に負担がかかって違和感を感じることも。
その点コンタクトはケアが必要にはなりますが装着時の違和感や広がったりする心配もありません。

視力の矯正以外にもカラコンなら目の色を変えることも可能です。
でもカラコンを付けたり外したりする時に方向を誤るとレンズのズレや目を傷めることになります。

その方向について解説しましょう。
まずコンタクトレンズ(カラコン)には表と裏があります。
この向きを間違えるとずれが起こりやすく結果的に眼を傷めることになります。

正しい向きになっている時はレンズが綺麗なお椀形になっています。
逆の場合はレンズの端が外側に反っているので装着前にこの形を確認するようにしましょう。

カラコンの洗浄液は水道水でも大丈夫?

カラコンは1Dayの使い捨てを除いてメンテナンスが必要になります。
このメンテナンス方法もやり方を誤ると視力を低下させたり眼をキズつける危険性が高くなります。

正しいケア方法を覚えておきましょう。
まずレンズの洗浄についてですが手を綺麗な状態にしておくことはもちろんですが洗浄には専用の洗浄液を必ず使ってください。

清潔にしておけば水道水でも大丈夫と思っている人もおられますがこれは間違いです。
水道水には塩素が含まれています。
この塩素は水を殺菌するために入っているのですがこの塩素がカラコンに付着すると装着時に角膜に塩素が付着してしまうことになります。

塩素は角膜にはかなり危険な成分で目を著しく傷つける可能性があります。
またソフトコンタクトはこの塩素をレンズ内に吸収してしまうこととなり一度洗ってしまうと常に塩素が角膜に触れていることになります。

誤って水で洗ったら使用せずに捨てるようにしましょう。